日本アイ・ビー・エムは主要国の中で唯一、目標が未達成だったことから、またぞろ、リストラが実行に移されるのではないかと社員の間で不安が広がっています。
その不安が真実ではないかと思わせる次のような報告が組合に寄せられました
職場の状況
◆今朝、定例ライン・ミーティングがあり、その後、リーダーの号令で部下のいるラインだけを残し10分程度の秘密会議が行われました。
終了後、参加したライン達は一様に厳しい顔をしていました。以前から、業績目標に届かないと外人たちから業績に合った人数に減らすと言われているとリーダーが話していましたので、可能性として、人減らしの説明があったのではないかと思います。
会社業績からして、あってもおかしくない話です。組合は重大な関心を持って事に当たっていただきたいと思います。
◆きょう、本社の18階、S&D人事のオフィスから外人が7人ほどまとまって出てきたのを見たのですが、みな非常にいきりたっていたようでした。
昨日がT/B(試算表)Sendですから、その(業績)速報を目の当たりにして(以下略)
……まあ、これは想像にすぎませんけれど。
人減らしは彼ら/彼女らにとっても辛いのかも知れませんが、業績が上がらなければ、戻ったときに出世できません(=出世レースをそのままリタイヤ)から、ある意味必死なのかも知れません。
……まあ、そんなことをしてもいつまでも続くはずもなく、「そのときだけよければいい」なんて施策は、いつか破綻する運命にあるのは間違いないところですが。
GTSの者です。
17日朝、退職勧奨を受けました。
辞めないと評価を下げると言われました。
評価を下げる口実はいくらでもあるんでしょう。
私の周りでも肩たたきは始まっています。
本日 所属長より「説明」がありました。第三四半期の目標が達成出来なかった事及び現在のさまざまな厳しい状況を踏まえて「かなり大きなリストラ」がやってくるそうです。リストラ、と言う言葉をマネージャーが使っただけでも十分驚きました。それほど切羽詰っているって事でしょうか。会社が最初に辞める事を勧める人を選び、その人が辞める場合は上乗せ退職金は15か月だそうです(15か月の何かは、分かりません。どなたかご説明いただけると助かります)。SEが最大のターゲットだそうです。次の仕事が見つかるまで面倒を見てくれるそうです。20代、30代の若い才能が流出してしまうのを心配します。たとえ多少お給料が下がっても、辞めたくない人が辞める必要が無い会社、であって欲しいと思います。
子会社でも早期退職プログラムが実施されだしました。
会社は部門売却を実施し、退職金の減額を実施し、ゼロ昇給を実施・・・した。それでも雇用の保障ができないのなら、この会社は「蟹工船」じゃないか。
リストラ関係の本に 「退職勧奨は金曜日が多い。理由は次の日が土、日で社員は直ぐにアクションを取れないから」 とありました。今回も17日、24日・・・と金曜日になっているようです。次の特異日は31日では無いでしょうか。月末で各部門は「10月中に○人辞めさせる話をした、△人同意させた」と上に報告させられる筈ですから。
確かに、その傾向は、多いようです。
今回は、10月20日(この日の午後、全ラインを集めたマネージメント会議あり)の週から開始し、第一回打診面談の実施。翌週はこのフォロー(第二回面談)と退職勧奨の計画と実際の反応の確認。計画数に未達の部門は、11月よりさらに厳しい点検となると考えられます。
組合の4点セットに加えてもう1点。
実際は、5点セットではないかと思います。
君はこの職場に合わない。
といい、
では職場を探してもらうしかないですねえ。
というと、
いや、この会社にはないという。
じゃあ、
自分で探すっていう人がいるかも知れない
んですが、
そこは会社として手を打ってあって、
どうらか企業分割が発表された後で人が
逃げないように人事異動が禁止されるのと
同じように、この時期の異動はだめという
ことになっているみたいです。
会社にはいられないってことを印象付けて
パソナあたりに行かせるのが人事、労務か
らの指導みたいですね。