退職勧奨、「止まった」と思って油断していると……

足をすくわれかねない状況もあるので注意しておきます。

パターン1
「業務改善」と称し、これから「この会社/部門でどのように貢献できるのか?」をプレゼンテーションまたはノーツメール等で提出させ、それに対してラインや上長・理事(子会社の場合社長まで!)から難癖をつけ、再度退職勧奨に逆戻り。プレゼンテーション15分にQ&A45分、というミーティングの時間構成自体、45分が「単なるQ&A」に終わらないことを意味しています。
パターン2
来年の異動についてほのめかしてきます。ただし、異動先は遠隔地だったり、意に沿わぬ職種変更だったり、と人によってそれぞれですがいずれも問題山積。当然行った先で実績があがらない、と見られたら来年もリストラ対象です(「ハイ・パフォーマンス・カルチャー」の名の下で、今後も継続的にリストラしていく、というのが11/7の社長/人事担当レターの「決意表明」のキモ)。

当然、「PBC評価3/4」の事前通知レターも放っておくと本当に有効になってしまいます。

組合に加入いただいた方については、このような理不尽な会社側の行動に対しても、申し入れ・抗議文・団体交渉など手を尽くして徹底的に対抗していきます。これは組合の旗の下に団結するからこそできることです。退職勧奨が止まってホッとしている方も、会社の不穏な動きに気がついたらぜひご相談ください。

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