リストラ開始 削減規模は2008年末と同程度か

11月中旬ごろから、社内では、再び、退職勧奨が行われています。2008年の末にもリソース・アクション・プログラムと称したおよそ1500名の人員削減が行われました。今回も、同程度またはそれ以上の削減規模であると組合は予測しています。

所属長との面談がセットされたら、まず組合に相談

所属長が社員と個別に面談し、「割増金を出す早期退職プログラムに応じないか、このプログラムに応じなければ、今後、降格や減収もありえる。就職斡旋会社を紹介するから、転職先を探せ。」という内容を聞かされます。低評価を受けている社員や、病気がちの社員などがターゲットです。全社員の1割から2割以上に声がかかる可能性があります。また、所属長が、「あなたに話したこの内容は他言しないように。」と言っている場合もあります。突然、このような話をされた社員は、誰にも相談できず、心理的に追い込まれてしまうのではないでしょうか。

プログラムに応じない場合は、退職に応じるまで所属長から、何回も呼び出される可能性があります。退職に応じる意思がない場合は、はっきりと「退職する意思はありません。」と述べることが必要です。また、『何月何日に誰から何を言われたか』を正しく記録することも重要です。そして、しつこい退職勧奨をやめさせ、今後の降格や減収を食い止めるために、一刻も早く組合へ遠慮なく相談しましょう。

2 thoughts on “リストラ開始 削減規模は2008年末と同程度か

  1. 通りすがり

    このニュースの続報はないのでしょうか?
    昨年と違って、報道もなく、身近な声も聞こえてこず、いたずらに不安だけがつのります。
    うわさだけなら聞かされないほうがましです。
    強く続報を願います。

  2. 元愛美笑む

    以下の記事とても参考になりました。皆様も気をつけてください。

    おもしろい記事だ

    【サイト管理者註:以下は日経ビジネスオンラインの記事「“スーパーネズミ”はなぜ死んだ? あなたも“死ぬ”まで働いてしまうかも…」から引用されています。】

    それに「過労死するまで働け」と経営者が言わなくとも、労働
    者は「自分が過労死するとは思わずに、過労死するまで」働き
    続けてしまう。過労死する人のほとんどがその直前までストレ
    スを感じておらず、死に至るほど「疲れている」という自覚症
    状がないまま、過酷な状況に慣れてしまっているケースが多い
    ということをほとんどの人はわかっていないのだ。

     「自分が過労死するとは思わずに、過労死するまで働き続け
    てしまう」人間の謎は、ネズミを使った実験により解明されて
    いる。

     “ネズミの過労死実験”は、「疲労研究班」(20以上の大学
    や機関の研究者で構成された文部科学省主導の研究会。平成11
    ~16年にわたって様々な研究を行っている)が行った実験で明
    らかになった。この実験では、ネズミを10日間、毎日水槽で30
    分間泳がせることで、「働き続けるメカニズム」を検討したの
    だ。ちなみに、ネズミは泳げる動物なので、おぼれることなく
    必死で30分間泳ぎ続けることが可能だそうだ。

     強制的に水槽遊泳を強いられたネズミは、どうなったのか?

     1日目。仕事=水槽で30分泳ぎ続けると、その後、ネズミは
    疲れ果てた様子で、ぐったり寝てしまい1時間ほど起きてこな
    かった。

     そして2日目。この日も初日同様、仕事のあとは1時間程度、
    寝入ってしまった。

     ところが3日目、ネズミの行動に変化が起きる。仕事後は初
    日、2日目と同じように寝てしまうのだが、40分程度で起き上
    がり、1週間たつと、寝るには寝るが睡眠時間はわずか5分と急
    激に減少したのだ。

     さらに10日目に、劇的な変化が起きた。
     30分泳ぎ続けるという過酷な“労働”を終えたネズミは、寝
    ることもなく平然と動き始めたのである。10日間過重労働を経
    験することで、過酷な労働に耐えられる“スーパーネズミ”が
    誕生してしまったのである。

     だからといって、「やっぱりね! ネズミも鍛えられるんだ
    ね」などと解釈しては大間違い。“スーパーネズミ”は、何も
    泳ぎ続けたことで筋力がついたとか、体力がついたことで誕生
    したのではなかった。そうではなく、脳の中にある「疲れの見
    張り番」と呼ばれる、危険な状態になることを防いで安全装置
    の働きをする部分が機能しなくなった結果、誕生したのである

     動物の前頭葉の下の部分には、疲れを感知すると脳幹に「疲
    れているので、休んでください」という信号を送る「疲れの見
    張り番」のようなセンサーがある。ここから指示が出されると
    、指示を受けた脳幹は神経細胞を通してセロトニンを分泌する
    。セロトニンが分泌されると、脳は休ませるために活動を抑え
    る。その結果、元気な状態を取り戻すのである。
    「忙しいのにも慣れちゃった」は危険な状態です

     ところが、見張り番から「休んでください!」という指令が
    送られても、無視して活動をし続けると、見張り番自体が疲弊
    してしまい「休んでください」という指令を送れなくなる。指
    示が出ないわけだから、「疲れている」と自覚できない。その
    結果、疲れを感じることなく働き続ける、“スーパーネズミ”
    が出来上がるのだ。

     よく過酷な労働状態に置かれているにもかかわらず、「忙し
    いのにも慣れちゃったよ」などと言う人がいるが、これは慣れ
    ているのではなく、感じなくなっているだけで、慣れたと思っ
    ている時ほど、危険な状態なのだ。

     そういえば中川氏の奥さんも、「本人がいちばんびっくりし
    ているのではないでしょうか」と語っていたと報道されていた

     私にも、「見張り番が疲弊していたのかもしれない」という
    経験がある。

     博士課程で博士論文と仕事に追われている時、1日の睡眠時
    間がしばらくの間、3~4時間だったことがある。最初の頃は、
    あまりの眠さに電車で何度も寝過ごしてしまったり、起きるの
    がつらかったり、気がつくと机にうつ伏せになっていた。なの
    に「目覚ましをかけずに寝続ける」勇気もなければ、「今日は
    研究をやめて、遊びに熱中しよう」とオフ日を作る勇気もなか
    った。「やらなきゃ」という強迫観念が強すぎて、休むことに
    勝手に罪悪感を覚え、“泳ぎ続けた”のである。

     ところが、いつの間にかそんな苦しさがなくなった。睡眠時
    間が3~4時間でも平気になったのである。

     「人間って、どんな過酷な状況も慣れるんだよね。人間って
    なんでも結構出来ちゃうものなんだよ」などと平然と、そして
    少しだけ自慢げに友人に語っていたのである。

     今考えればあの頃はただ、疲れている自覚がないだけだった
    と思う。

     突然、動悸が激しくなって心臓が口から飛び出しそうになっ
    たこともあったし、週末になるとジンマシンに襲われたことも
    あった。カラダは確実に悲鳴を上げていた。私の場合、忙しさ
    のデッドラインがある程度決まっていたから、倒れるまで働き
    続けなくて済んだのだと思う。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。