組合は、会社が以下の内容でリソースアクションプログラム(Resource Action Program=リストラ)を実施しようとしていることを把握しましたので速報します。
- 対象者:PBC評価3,4の者(2009年の評価だけなのか、2005年以降をすべて含むのかは未確認)
- 目標人数:未確認(今回は予算についての「ウラ」が取れていません)
- 割増退職金:最大13ヶ月(Reference Salary = 年収に近い = ベースでの月数と思われます)
- 日程:3/31までに退職の意思表示、5/15までに退職
会社はありとあらゆる手を使って「やめさせたい」従業員に圧力をかけてきます。現在のところ、少なくとも次のようなことが考えられます。
- 現在従業員代表選挙が進行中の就業規則改訂案では、評価3が連続、または評価4の場合に本給・賞与基準額が減額できるとしており、これを使って脅す。
- 「業績(業務)改善プログラム」によって降格へのエビデンス作りをしつつ、降格された場合には年収が下がると脅す。
また会社は組合に対して、2008年4Qのリストラ時のような分会団交をさせないよう各事業所に指示しつつ圧力をかけてきており、いかに組合に邪魔されずにリソースアクションを遂行するかも合わせて考えていることがわかります。2008年4Qの大規模リストラに対し、組合が「退職強要・人権侵害裁判」を闘っているさなかに、このように平然と次のプログラムを実施しようとしてい ることを、組合は断固として許しません。
組合ではひとりでも多くの社員を救い、団結を強めるべく、体制を作って労働相談対応します。実際にリソースアクションプログラム(特別セカンドキャリア支援プログラム、等の名称を使ってきます)にはいってしまっている方はもちろん、PBC3や4をとっていて不安な方、業績(業務)改善プログラム(改善目標管理フォーム)を提示されている方も、遠慮せずに組合にご相談ください。方法は二つあります。メールフォームに入力し送信するか、または組合なんでも相談窓口担当者にコンタクトしてください。
最後に、現在実施中の就業規則改訂に伴う従業員代表選挙は、組合推薦候補に投票することにより、会社のリストラ・賃金抑制・福利厚生施策の後退という一連の攻勢に対する反対意思を会社に伝える絶好の機会になっています。ぜひ組合推薦候補への一票でも多くの投票をお願いいたします。