8月27日の就業後、五反田駅にて「退職強要・人権侵害裁判」の街頭宣伝活動を行いました。異常な暑さが続く中、週末を迎えやっと一息ついているサラリーマンの方が多い中「日本IBMのリストラ裁判に関するビラをお配りしています」といいながら、ビラを配布すると多くの方が関心を持ってビラを受取ってくれ、準備した500枚のビラはすべてなくなりました。
日本アイビーエムのリストラは、他の赤字で苦しむ企業と異なり、1,000億の利益をあげながら、指名解雇に近い形で秘密裏に陰湿に行っていると説明すると「酷いことをする企業だ」と言って私達の闘いにエールを送ってくれました。
こうした声を聞くと、暑い中で頑張った甲斐があったと感じるとともに、地道にビラを配ることが、社員の人権を尊重せず、侵害し続ける悪質企業の悪行を社外に広める方策として効果があることだと痛感しました。
日経新聞「収益最高企業」特集で、世界企業の2009年度「純利益」ランキングを見た。
中国企業が上位10社中4社も入っていて、新しい時代の到来を感じたが、なんと、10位には「IBM」が入っていた。純利益1.23兆円(2009年12月の為替で)。
記事には「リストラをテコに、最高益を上げた」とあるのも、悲しい。史上最高益のウラには、世界中の社員と家族の犠牲があると思うと・・・