許すな 乱暴な解雇・退職強要
声を上げよう 4・14集会

退職強要場面をリアルに寸劇で表現

4月14日 みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)で航空労組連、国公労連、新聞労連、JMIUの4つの労働組合は乱暴な解雇・退職強要に反撃する国民的な共同を大きく広げようと、『許すな!乱暴な解雇・退職強要・声を上げよう4・14集会』が約1000人の参加で開催されました。松平さんの美しいトランペットの音色で開幕です。主催者などのあいさつの後、この集会のハイライトであるJAL,社保庁、ブルームバーグ、IBMの闘いの報告がありました。

①JAL 安全を無視した不当解雇と闘う

 日本航空は、運航乗務員と客室乗務員165人もの大量解雇をしました。営業利益は1586億円をあげており、整理解雇の4要件からも不当解雇です。経験豊かな乗務員らを大量に解雇したことは、乗客の安心・安全を脅かすものであり、146名が解雇撤回を求めて闘っています、と力強い決意報告がありました。
パイロットやキャビンアテンダントの原告100人以上の登壇は、迫力がありました。

②社会保険庁分限免職(不当解雇)と闘う

 525人の社保庁職員が不当に分限免職(整理解雇)されて早1年。全厚生の組合員39人が『年金業務は継続するのになぜ私を解雇』『こんな理不尽な解雇を許さない』と不当解雇撤回を求めて闘っているという報告がありました。

③ブルームバークPIP解雇と闘う

 ブルームバークでは組合がありませんでしたが、不当な首切りと闘っています。辞めさせたい社員に無理な課題を押付けて能力不足にしたてる業績改善計画(PIP),突然呼び出した面接で『能力不足だから』と社員証をとりあげ、即日会社から追い出す『ロックアウト型退職勧奨』の実施、退職に応じないと自動的に解雇の実態を報告しました。

④日本IBM支部人権裁判

 日本IBMでは成果主義により社員を管理し、労働者の権利を奪い去ろうとしています。相対評価で下位15%の社員を作り出し、退職強要を繰り返しています。現在、退職強要の差し止めと損害賠償を求めて4人の組合員が東京地方裁判所で争っています。
 IBM支部の組合員がにわか仕立ての役者となり、寸劇で退職強要場面を再現しました。場面は退職強要をする上司とされる部下、個室でのやりとりです。会場からは笑い声も聞かれ、百聞は一見にしかずとばかりIBMのリストラの実態を多くの人々に伝えることができました。

 最後にすべての争議団が登壇し、アピール文を採択、会場全員の団結ガンバロウで大集会をしめました。
 4月18日に、大集会で採択されたアピール文を携え4つの団体の代表が各会社に要請を行いました。

One thought on “許すな 乱暴な解雇・退職強要
声を上げよう 4・14集会

  1. 降格者

    改善目標管理にて、私が「昨年度の業務が稼働率が高くで望ましい」と言えば、それを書いてと、所属長に言われました。「昨年度の業務が稼働率が高くで望ましいのでやりません」と言えば、それで、降格されました。
    明らかに、”詐欺”です。残業禁止の試験出社に緊急呼び出し対応業務が入っており、結果、一年半の休職期間を復職のために費やしました。
    何やれこれやれと言う前に、Bandと休職期間を返しなさいよ。

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