3月22日にレノボ・ジャパンとの中央団交を行いました。その席で、春闘要求に対しての会社回答がありました。
【春闘回答】評価確定前賃金交渉せよ!!
春闘要求についてレノボ・ジャパンは「マイナス要因として昨年のハードディスクドライブの件があるものの、ビジネスはそれなりに順調に推移しているので全く昇給できないような状況ではない」と回答しました。
年功型のNECの給与制度との2重制度については、「NECとのことについてはこの組合と交渉するべきではない」との差別的発言がありました。
賃金交渉については、会社は個人業績評価の確定以降に応ずるとしていますが、組合は「評価連動の賃金では評価によって額が決定してしまうので、評価後に交渉したのでは、賃金交渉にならない」と評価前の交渉を要求しました。
◆人事異動の影響は? NECとの合弁で◆
組合は社員の労働条件の不利益変更などを懸念し、NECとの合弁における大きな組織変更や人事異動について質問しました。会社は「工場については米沢へ移管された。今後は技術者の交流が始まる」と回答するも、人員削減などについての発言はありませんでした。
◆職場復帰勝ち取る◆
上司のパワーハラスメントにより、不適切な業務に2年近く追いやられていた社員が4月から適切な業務に就くことになりました。組合は粘り強く交渉を続けて、ようやく会社がこれに応じ、実現することができました。