テクノロジー開発・デリバリー部門(以下TD&Dという)の解散と日本アイビーエム総務サービス株式会社(以下IGASという)の売却が発表され、関係社員に怒りが広がっています。
IBMは、グローバル戦略として2015ロードマップを策定し、目的達成に向けて着実に進めています。主たる戦略は、成長分野への積極投資と成長が見込まれないノンコアビジネスといわれる分野の集中化、COE化、売却による著しいコスト削減です。成熟国である日本IBMでは、外人社長に代わり、今後よりコスト削減に拍車がかかってくるでしょう。その現われがTD&D解散とIGAS売却です。中身を見ると、利益を上げるために手段を選ばす、そこで働く従業員のことは配慮されない実態があらわになっています。今後、ノンコアビジネスの分野におけるリストラは拍車がかかることは必須です。会社は、従業員あっての会社ということを認識すべきです。
このままでは、チーム一丸となった力は発揮できず、殺伐とした職場や人間関係が蔓延していくことになります。
部門解散・会社売却に怒り !! TD&DとIGASで
- IGAS売却 <従業員に動揺広がる>
- 抑制されるボーナスのからくり