中央団交報告・PBC低評価撤回せよ等

 2月28日に中央団体交渉を行い、PBC低評価の撤回とシニア契約社員制度を追及しました。

◆低評価撤回せよ◆

 まず組合からの抗議申入れに対して、代理出席していた2人の組合員に対する回答が示されました。二人とも「回答内容はウソばかりだ」と激怒するものでした。組合から二人が低評価されることになった具体的な事実を示すよう要求しました。
 会社は「全ては示せません」と回答しました。組合がさらに「全てを示せとは言っていない。代表的な事実だけでよい」と追及しましたが、満足な回答は得られませんでした。組合は反論の抗議申入れを、文書で再度、提出することを宣言しました。
 次に別の組合員に対して、所属長からPIPの開始が告げられた件が議題になりました。この組合員はPIPについて、「組合との協議事項である」と抗議したところ、所属長から、白紙のPIPフォームを送りつけられ、さらにセイムタイムで、「『改善』は私も含めて部門全員の今年の宿題ですよ」と虚言を弄しました。
 組合は「部門全員の宿題」なら、個人でPIPを行う必要がないことと、PIPそのものにも反対しているが今回のケースはその運用を逸脱していると追及しました。会社は調査を約束しました。

◆処遇低すぎる◆

 前回に引き続き、シニア契約社員制度の問題点を指摘しました。シニア契約社員制度の週5日勤務で一律月額17万円の処遇が低すぎること、与えられる業務は本人が60歳より前に行っていたものとは異なること、PBC評価の対象となり、これが契約継続を拒否する口実に成りうることを指摘しました。
 組合は高年齢者の最低限の生活を守れるよう、シニア契約社員の改善要求を続けていきます。

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