【かいな特別号外】 都労委、日本IBMに要望書

都労委、日本IBMに要望書
組合員のロックアウト解雇・賃金減額に“待った”
「紛争の拡大 控えよ」

2012年7月からロックアウト解雇を始めた会社は、今年もまた3月にロックアウト解雇を行いました。退職強要の手段とばかりに2013年からReference Salaryの15%にも及ぶ賃金減額を始め、2014年も実施すると発表しました。会社はハイ・パフォーマンス・カルチャーと言いますが、これらの施策は従業員を好きなときに辞めさせ、都合のよい労働条件で働かせようとするものです。このままでは従業員の士気は落ちる一方です。

組合は3月13日に以下の内容の実行確保の措置勧告申立てを東京都労働委員会に行いました。

都労委-求める実効確保の内容

これを受け、東京都労働委員は公益・労働者・経営者の代表の合議にて、「本件が当委員会に係属していることに鑑み、紛争の拡大を招くような行為を控えるなど、格段の配慮を払われたい。」という要望書を出しました。

これは、都労委が事実上、会社の暴走に「待った」を2014かけたということです。

組合はこれまで、会社の横暴とたたかい、様々な労働条件を勝ち取ってきました。会社が仕掛けたロックアウト解雇や賃金減額等に対し、労働委員会が「待った」をかけた今こそ、労働組合に結集し、会社の横暴を止め、安心して働ける職場を一緒に作っていきましょう。

年4月21日発行

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。