会社は４Ｑリストラをやめろ【団交報告】
ＭＢＡ昇給は従業員の切実な要求
組合は秋闘二次要求についての回答団交を11月５日に行いました。この中で、特に関心の高い４ＱリストラとＭＢＡ昇給について突っ込んだ協議をしましたので、以下に報告します。
４Ｑリストラについて
組 ４Ｑに日本でリソースアクションプログラム（ＲＡ）を行うのか？ジニーがグローバルでやると言っているが、まだ下りてきていないのか？
会 まだ下りてきていない。
組 いつくらいにくるのか？
会 まだわからない。
組 まだ退職勧奨はないのだな？
会 従業員と所属長がキャリアを話すことはある。
組 ＲＡはいつＢＵごとに下りてくるのか？
会 まだわからない。
組 わかったら事前協議をして欲しい。
会 ＲＡの規模その他について事前協議する気はない。
組 ではなにが答えられるのか。
会 個別の組合員について協議する。
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(組合のコメント)
会社は４Ｑのリストラについては否定せず、逃げの答弁に終始しました。団交の雰囲気から、組合は４Ｑにリストラが行われることを確信しました。
ＭＢＡ昇給について
組 組合は一律３％の昇給を要求している。
会 一律３％昇給の要求に答える考えはない。
組 これは協議なので、どういうことならできるのか？ ＭＢＡの検討状況を教えて欲しい
会 今現在検討している。
組 前回、給与担当の川合さんは２週間くらいでわかると言っていた。現時点でもわからないのか。
会 まだ検討中だ。
組 現時点でもわからないのか。部門によっては昇給なしと発表している。一方、世の中では３％物価上昇がある。
会 部門での昇給無しの発表は承知していない。
組 ＭＢＡは会社業績よりもマーケットに依存するのでは。
会 マーケットに比べて負けてはいけないということはあるが、とはいえ、原資を確保できなければ難しい。
組 12月にやるには、１ヶ月程度の交渉期間が必要である。（給与担当の）川合さんがいないのはおかしい。
会 交渉しないということではない。鋭意努力している。
組 どこかで最終判断が出るはずだ。
会 ちょっとわからない。
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(組合のコメント)
会社は検討していると言っていますが、何度も昇給原資について言及しています。つまり、現時点で原資が確保できていないという事実がわかります。このことから今年のＭＢＡ昇給は難しそうです。しかし、社員の士気に大きく影響することであり、組合は引き続き交渉を続けていきます。
フィットネス・ジムについて
組 リモートの人や事業所に来られない人のための新たなプログラムを検討しているか？
会 まだ決まっていないが、来年には発表できる。
組 この業績でフィットネス・ジムを作れるのか？
会 社員にコミットしている。
組 フィットネス・ジムを作る金があるなら社員を削減しないで欲しい。
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(組合のコメント)
組合はフィットネス・ジムを作ることで部門に費用負担が転嫁されるのではないかと懸念しています。会社は投資先を変えたと言っているので、本来、この費用はすべて部門を超えたコーポレートで持つべきです。