9・8日本IBM包囲行動!

 
会社は裁判の全面解決を

9.8日本IBM包囲行動!

 9月8日夕方、箱崎本社前で日本IBM包囲行動を行いました。雨の中、組合は、支援者と共に600人で抗議を行い、その後人形町までデモ行進しました。

反省していない会社

 東京地評(東京地方労働組合評議会)森田稔議長が「7月10日に中労委が改善命令を出しましたが、会社は謝罪文を見づらいところに掲示したり反省していません。裁判は大きな山場です」と激励しました。
 続いて、小田川義和全労連議長は「6件の裁判を会社は直ちに解決せよ。使い捨て政策を改めるように強く求めます」と抗議しました。
 生熊茂実JMIU中央執行委員長は、「ロックアウト解雇は非人間的です。会社は成績不良を解雇理由としていますが、経営責任を労働者に転嫁しています。ロックアウト解雇裁判もどうしても勝たねばなりません」と激励しました。

非人道的な解雇

 労働弁護団長水口洋介弁護士は「いきなり呼び出されて、私物をまとめて玄関まで連れ出し追い出す、という非人道的なやりかた。アメリカ映画を見ているようです。裁判には必ず勝たねばなりません」と呼びかけました。JAL解雇撤回争議団のCA内田妙子団長は、「JALでも『血の入れ替え』として解雇されました。怒りは増大します。共に立ち向かいましょう」と激励しました。

解雇者を直ちに戻せ

 大岡義久IBM支部委員長は「解雇撤回や減額を取り戻すことは労働者の力で可能です」と訴えました。
 本社前から出発したデモ行進は、数十年に1度の豪雨の中、沿道からスマートフォンで撮影する人、商店から眺める人も多く、注目を集めました。

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