9・15東京地評争議支援総行動
日本IBM大包囲行動500人結集
権利を、健康を、そして家族を守ろう
9・15日本IBM大包囲行動- 日本IBM本社前
9月15日、東京地評争議支援総行動が展開され、IBM争議を解決せよと500人の支援者が旗やパネルを持ち日本IBM本社前に結集しました。その後、人形町に向けデモ行進を行いました(4面参照)。
会社がまたも賃金減額を再開し、新たな紛争拡大を会社が仕掛けてきたことで、怒りと熱気に満ちた行動になりました。
東京地評議長や全労連議長、さらに弁護士も駆けつけ、会社と従業員に強いメッセージを送りました。その中で、賃金減額裁判について触れ、「請求認諾」は野球で言うとノーヒットノーランと言える極めて珍しいことであり、判例集に残そうとしない会社の姑息なやり方であると糾弾しました。従業員のみなさんがどれだけ頑張って働いても、どれだけ成果を上げても評価が低いとされたら賃金が下げられてしまう、こんなひどい会社であってよいのか。いますぐ組合に結集し、みなさんの権利を、健康を、そして家族を守ろうではないか、と強いメッセージを送りました。
また、経営陣に対しては、第三者機関でことごとく敗れている。これは、会社のためにも従業員のためにも株主のためにもならないことは明らか。だからこそ、今すぐ解雇を撤回し賃金減額をやめ、労働組合と交渉のテーブルにつき、要求をすべて認め、争議の解決をする時だと訴えました。
さらに「労働組合は筋肉と同じであり、問題が発生すればするほど強くなっていく。それを支援者や弁護団が支えていくから絶対に負けることはない」とし、団結して勝利することを確認しました。