「争議を全面解決し組織拡大しよう」
2018年度組合新体制スタート/新中央執行委員紹介
7月29日、大崎の南部労政会館にて、日本IBM支部の第64回全国大会が開催されました。この一年の活動総括では、ロックアウト解雇・賃金減額裁判で大きな前進があったことの報告がありました。そして、今後の活動方針を討議し、新年度で争議の全面解決を目指す年であるとし、決意を新たに新体制で取り組むことを確認しました。引き続きご支援をお願いいたします。 |
委員長挨拶
日本IBМの社員は、弱い立場に追い込まれています。解雇や賃金減額以外にも、例えば有給休暇や過重労働の問題です。会社は、表向き法律に定められた年休を社員に用意しておきながら、満足に取れないほど多くの仕事を課しています。また高い稼働率目標が過重労働の温床になっています。さらに組合にはパワハラの相談が多く寄せられています。その内容は精神的に追い込まれている深刻な状況がほとんどです。
このような問題を解決するには個人では力が弱いため困難です。そのため憲法で団結権、団体交渉権、団体行動権が保障されています。労働者の権利を守るため立ち向かうのが組合です。ロックアウト解雇裁判では職場復帰を成し遂げ、賃金減額裁判では減額撤回の和解が成立しています。組合に加入し団結すれば要求が実現できます。
以下に新役員の抱負を紹介します。
【副委員長 河本 公彦】
全国の組合活動支援を大阪からとなりますが頑張って行きます。
【副委員長 藤井 克己】
ロックアウト解雇を解決し、バンド8と減額裁判に力を入れていきたいと思います。
【書記長 杉野 憲作】
解雇問題、賃金減額問題、組合員資格問題に加え、私自身そろそろ定年ですので、シニア契約社員の労働条件向上のためにもがんばっていきたいと思います。
【執行委員 柿本 正親】
会社自らがBCGを守るように働きかけたいと思います。
【執行委員 板倉 浩】
組合員資格問題に取り組みたいと思います。また、GBSの仕事アサインの問題にも取り組んでいきたいと思います。安心して働ける、普通の会社に勤める人と話せるような、労働環境を作っていきたいです。
【執行委員 石原 隆行】
引き続き、気軽に相談してもらえる仲間としての立場を重視しつつ、争議を支援し解決していく中で、労使関係の正常化にむけて会社を説得していきたいと思っています。
【執行委員 田中 純】
長時間労働、賃金不払い残業問題について、たたかってきました。解雇撤回、賃金減額撤回、そして労働法制改悪を阻止し、心身ともに健康に働くことのできる職場を目指し、みなさんとともに尽力していきたいと考えます。
【執行委員 安田 和】
職場環境の改善のため、自分にできることをひとつずつやっていきたいと思います。
【執行委員 酒本 誠】
第2次ロックアウト裁判原告です。私の裁判が終わっても、西日本を中心に活動していきたいと思います。
【執行委員 神谷 昌平】
プライベートも仕事も両立させ、お客様にも満足いただけるような職場を目指したいと思います。
【執行委員 吉岡 真紀子】
障害者の権利向上を目指してがんばりたいと思います。
【執行委員 高橋 英知】
中央執行委員としての活動を通じて、組合活動の知識の向上を目指し、またバンド8問題について改善活動を実施して行きたいと考えています。