あらゆる差別・ハラスメントの撤廃を
5月1日、汗ばむ陽気の中、東京・代々木公園で、全労連「第90回中央メーデー」が行われ、2万8000人が参加しました。
主催者挨拶をした全労連の小田川義和議長は「この30年間で大企業の内部留保は5倍に増えたが、労働者の平均賃金は減少。経済成長しても労働者に回さず取り上げてきた現実に眼を向けよう」とうったえました。
今年は、「あらゆる差別・ハラスメントの撤廃」「8時間働けば普通に暮らせる賃金・働くルールの確立」「めざせ最賃1500円全国一律最賃制の実現」「なくせ貧困と格差大幅賃上げ・底上げで景気回復地域活性化」「許すな!裁量労働制の拡大高度プロフェッショナル制度」などをスローガンに労働組合の代表者らが長時間労働の是正などをうったえました。
日本IBM支部は、会場参加者に「パワハラ賃下げ争議決起集会」のチラシを配布し、パワハラ賃下げ争議への支援をうったえました。
閉会後、「日本IBMはパワハラ賃下げをやめろ!」と大きく書かれた横断幕と、日本IBM支部のぼり旗を掲げ恵比寿までデモ行進し、沿道の人にアピールしました。