不屈の伝統を継承
5月25日、新宿のAGORAにて、組合結成60周年記念祝賀会を開催しました。IBМ争議の弁護士やJMITU関係者を来賓としてお迎えし、全国からОB組合員が集まり、100名が出席しました。
冒頭のあいさつで大岡支部委員長は、「こうして60周年を迎えられたのもみなさまのあたたかいご支援があったからです」と感謝の気持ちを述べ、新たなパワハラ賃下げ裁判勝利に向けた決意を表明しました。
来賓や歴代委員長から、お祝いの言葉とこれまでの不屈のたたかいの話があり、その後、写真で60年の歴史を振り返りました。
最後に参加者全員で「団結がんばろう」で締めくくり、新たなスタートを確認した素晴らしい祝賀会となりました。
組合結成を振り返る
1959年5月12日、従業員労働組合を結成し、23日に「第1回日本IBM労働組合大会」を開催しました。当時は、就業規則なし、ボーナスなしといういい加減な会社でした。このような労働条件を改善したいと従業員が立ち上がりました。
常に先頭に立ち、従業員に寄り添う60年
ここからIBМ支部の不屈の60年の歴史が始まります。労働条件や従業員の権利を奪おうとする会社と、それを守る労働組合との間で、ほぼ途切れることのないたたかいがありました。裁判や労働委員会の場で労働問題を取り上げ、新しい判例や命令を引きだす成果を上げてきました。そこには、常に先頭に立ち、従業員に寄り添って、労働者としての誇りを堅持し、将来への展望を切り開く組合員の熱い思いがありました。
伝統を継承し新たなスタート
執行部の顔触れが変わっても、たたかう労働組合の伝統は継承され続けています。結成60年という節目を迎えた今も、労働者の権利を守るためのたたかいは続いています。組合は今後も従業員の先頭に立ち、その要求に寄り添い、働きやすい職場を作っていきます。