新型コロナに負けず雇用と労働条件を守ろう
JMITU日本アイビーエム支部の第67回全国大会が、7月18日に開催されました。新型コロナウイルス感染症対策のため、初めてリモート会議システムを活用し(写真左)、来賓の方々にもオンラインにてご参加いただきました。
全国大会は、これまで1年間の活動を振り返る総括と来年度に向けた方針を議論し決定する組合の最高の意思決定の場です。今年の大会スローガンである、「新型コロナに負けず雇用と労働条件を守ろう」の通り、様々な問題に適切に対応し、働く者の生活をしっかり守る運動方針を決定しました。
コロナ禍でさらに悪化が予想され、従来からも従業員が不安・不満に思っている「企業の将来」「賃金」「雇用・リストラ」などの問題を解消し、また、「パワハラ低評価」「パワハラ賃下げ」「パワハラPIP」のパワハラ3点セットとこれに「パワハラ降格」を加えた4点セットを撲滅し、安心して働き易い職場づくりを進めていきます。
大会の最後に、「パワハラ賃下げ裁判」「パワハラ降格裁判」「定年後再雇用賃金差別裁判」「AI不当労働行為」の4つの争議に勝利することを決意し大会は幕を閉じました。
新役員の抱負
全国大会から組合は2021年度に入り、新しい役員体制で取り組んで参ります。ここに各人の今年度の活動に向けた抱負をご紹介します。
委員長 大岡義久
公正で透明性のある賃金制度を実現し、私たちが安心して人間らしく働き、やり甲斐のある職場を作りましょう。
副委員長 藤井克己
賃金減額など会社の不当な攻撃に対して、断固たたかっていきます。
書記長 杉野憲作
会社の表向きの宣伝文句とは裏腹に、実際には従業員を軽んじる姿勢がコロナ禍で浮き彫りになってきました。
皆を守り労働条件を向上させる労働組合としての力を最大限発揮できるよう書記長としてがんばります。
中央執行委員 吉岡真紀子
差別をなくすことに全力を尽くします。
中央執行委員 安田和
職場も社会も大きく変容する時代ですが、少しでも働きやすい職場にするため自分にできることを着実にしていきます。
中央執行委員 神谷昌平
成せばなる。少しずつでも、社会に誇れる正しい姿のIBMを取り戻そう!
中央執行委員 森谷俊之
在宅勤務の中、ご近所さんから良い会社だねと言われる会社にしたいと思います。
中央執行委員 中川賢
この会社では大人しくしていては駄目です。正面から堂々と抗議しなければ、会社は気付きません。パワハラや賃下げをを無くすために活動して参ります。
中央執行委員 板倉浩
「個人の尊重」「社会とともに」。品性と良識がある会社にしていきましょう。
中央執行委員 佐久間康晴
内製化やローカル事業所の統廃合で過重労働になっています。コロナ禍でのリストラが行われないよう注視します。
中央執行委員 笹目芳太郎
従業員の逆境を跳ね返すためにたたかいます。雇用・賃下げ・評価などの問題対処、予防のため、一人で悩まず組合に相談して下さい。
中央執行委員 三浦裕之
労働法及び社会保険の分野で、活動を積極的・重点的に推進します。