多くの新入社員の皆さんを日本IBMグループに迎えたこの春、前号で全労連共済のご紹介をしました。続く今号では、ろうきんをご紹介したいと思います。高梨臨さんが、ろうきんイメージモデルをしているので、ファンの方ならずとも、どこかでろうきんのことが気になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
ろうきんとは?
ろうきんとは一体何でしょう?公式サイトでは、「ろうきんは、労働組合や生協などの、はたらくなかまがお互いを助け合うために資金を出し合ってつくった、協同組織の金融機関です」と書かれています。全国に13のろうきんがありますが、かいなでは、関東周辺に145店舗(2021年現在)を展開する中央ろうきんについて紹介します。
サービスの種類
労働者の暮らしを守り、応援する金融機関であるろうきんのサービスは、大きくは、ためる・ふやす、かりる、の3つのサービスに加え、個人向けのインターネットバンキング(ろうきんダイレクト・ろうきんアプリ)を含む各種サービスがあります。そのうえ、労働組合員には優遇金利が適用されるのでお得です。
使えるATM
まず注目すべきはATMの利用サービスです。日本でも昨今、交通ICカードを始めとする電子マネーなどキャッシュレスの支払いが普及し、特にコロナ禍においては急速に注目されてきました。しかしいざという時に現金が必要になるシーンはまだまだあります。現金を引き出したいけど、土日や祝日だったらどうしよう、夜だったらどうしよう、近くにATMはあるのだろうか?
そんな心配はご無用。何とろうきんにおいてはATM利用手数料が無料。ろうきんのキャッシュカードなら、基本的に時間外という概念がありません。そしてコンビニ系銀行やゆうちょ銀行などのATMで出金しても、手数料は掛かりません(キャッシュバックサービス)。利用回数も無制限です。
ためるサービス
この4月に念願の入社を果たし、社会人として新生活の一歩を踏み出した皆さんの中には、次は家庭だ、住宅だ、と夢を描いている方もいらっしゃるでしょう。将来のために最初はお金を貯めたい。そんな方を応援するのは、各種預金サービス。貯蓄預金、エース預金、定期預金があります。
筆者が面白いと思うのは、貯蓄預金です。貯金をしながら、必要に応じて引き出すことができるため、もしもの時も安心です。ろうきんなら残高に応じて、普通預金よりも有利な8段階の金利が設定されますので、楽しく貯金ができそうです。
ふやすサービス
貯金もいいけど今どきは投資もいいかな?と資産運用を考えている方にも、ろうきんはサービスを用意しています。それは投資信託です。投資信託とは簡単に言えば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品」(投資信託協会公式サイトより)のことです。
投資は何やら難しそうだし、始めるにしても証券会社に口座を開設しないといけないのかな、と考えがちですが、ろうきんに加入すれば、投資家としての第一歩も踏み出すことができます。NISA(少額投資非課税制度)にも対応しているのは嬉しいですね。今なら、資金形成キャンペーンを使って契約すれば、QUOカードがもらえます。
かりるサービス
将来の住宅購入を考えている方への住宅ローン、お子様が成長した際の教育ローンも充実。また、学校を卒業したばかりで奨学金の負担を軽減したい方には、固定金利の年率が0.9%の借換教育ローンもあります。
ネットもOK!
ATMも便利ですが、ろうきんはアプリもあるので、たとえATMや支店が近所になくても、スマホによるネット取引が可能です。残高・明細照会はもちろんのこと、振込、ためる・ふやす、かりるのサービスも手の平の上で実行可能です。
加入するには?
ろうきんは個人でも加入できます。しかし日本IBMグループの労働組合を通じて加入いただけば、様々な優遇施策をご利用いただけるので、さらにお得です。
また、ここに掲載の内容はかいな発行日現在の情報です。ろうきんでは相談会も開催していますから、詳細についてご興味のある方は労働組合にご加入のうえ、ろうきんに相談してみてはいかがでしょうか。