バンド7以下 組合推定平均77万6千円
昨年下回る1.77ヶ月
6月10日は夏ボーナス支給日です。組合に一次回答が出ましたので、全社推計をお知らせします。
昨年より2万4千円ダウン
日本IBM本体のバンド7以下一般職の全社推定平均支給額は77万6千円、昨年より2万4千円のダウンです。月数では昨年の1.8ヶ月を下回る1.77ヶ月でした。
一方、第3次パワハラ賃下げ裁判の和解原告を含む組合の平均は、今回、昨年より3万円ほど高くなりました。これは、パワハラ賃下げの賃金への影響がいかに大きいか、賃金の戻り幅がいかに大きいかを示しています。
日本IBM決算から
会社は会社業績達成度の基準(US-GAAPに基づく決算資料)を労使協議で示さないため、やむを得ず日本IBMの決算結果を昨年との対比表で示します。対前年比で売上高の346億円減に対し、本業の利益を示す営業利益の269億円増は、コロナ禍に伴うものを含む大幅な経費削減の結果です。昨年の51がそもそも低すぎ、さらに今年は増益で37に下落とは理解に苦しみます。