「かいな」に掲載される全労連共済の記事も今号で第3回を迎えます。かいなをご愛読なさっている皆様には、全労連共済という名前もお馴染みになりましたでしょうか。
12月といえば師走。筆者は一昔前、事業部長と所属長に「なぜ師走というのか知っているか?」などとニコニコしながら聞かれ、やりとりをしたことが懐かしく思い出されます。その師走。共済では、12月01日から22日までを共済拡大週間に設定しており、組合員を中心とした多くの皆さんに、共済とは何かを知っていただく期間としています。
学び舎・共済学校
12月は年末とあって慌ただしい日々を過ごすことも多いと思いますが、筆者は週末に「共済学校」と呼ばれる、全労連共済主催の講義が開催されましたので、参加してきました。ここではテキストと共済パンフレットが配布され、共済とは何かを学びました。そこで学んだことを振り返りながら「かいな」の紙面をお借りして、皆様へもお裾分けしたいと思います。
共済の素敵なモットー
全労連共済とは「小さな掛金」で「大きな保障」をモットーとする非営利の団体で、日本全国に45もの共済会が存在します。各産業別の労働組合が運営している共済と助けあう機能を持っている、つまり、助け合いで成り立っている組織です。日本アイビーエム支部も全労連共済に加入しているので、当支部を通して従業員の皆さん(キンドリルジャパンやグループ会社等含む)も加入いただけます。
便利!セット共済
全労連共済には、大きく3つの種類がありますが、今回は個人で加入する、個人加入共済の中からセット共済をご紹介します。
セット共済とは、数ある共済の中からおススメの組み合わせをパッケージ化したものです。
例えば20代30代では結婚や住宅の購入を考え、お子様のいらっしゃる40代ご家庭では進学に関わる教育費について考え、50~60代では、病気などのリスクに備えたり、老後の資金についてお考えになることもあるでしょう。
そんな時あれこれと路頭に迷わないよう、生命・医療・交通災害共済をセットとしてまとめ、さらにご家族の年齢や構成に合わせて検討いただける、A~Eまで5つのコースが用意されています。手ごろな掛け金で加入できる個人共済があらかじめセットになっているのが特徴です。
セット共済の内容
Aコース
特に24歳までの新入組合員におすすめの内容で、生命10口、医療6口、交通2口の組み合わせです。24歳までなら月々900円の掛け金で、病気入院で日額3000円の支給、不慮の事故による入院では同4000円、安静休業では同1500円が支給されます。
Bコース
64歳までの単身者におススメです。医療10口、交通2口の組み合わせです。月々1100円の掛け金で、病気による入院で日額5000円の支給。そのほかも充実の補償内容となっています。
Cコース
25~39歳まで働き盛りの幅広い世代の方におススメの内容で、生命20口、医療10口、交通2口の組み合わせになっています。
Dコース
4歳以上のお子様がいらっしゃるご家庭向けで、生命50口、医療10口、交通1口のセットです。
Eコース
生命100口、医療20口、交通2口で、成長したお子様のいらっしゃるご家庭向けの内容となっています。
この冬に火災共済
今冬も空気が乾燥し始め、ニュースでも火事の話題を耳にすることが多くなってきました。そこでおススメなのが、火災共済です。ご自宅の構造にあわせ、木造か鉄筋の選択が可能です。自己所有か賃貸の選択もできるほか、賃貸については貸している側も借りている側も対象になるのが嬉しいですね。
建物の保障だけでなく、家財も保障の対象となっており、なんと家財だけの加入も可能であるため、すでに火災保険を契約されている方も、別途、ご契約いただけます。
広い火災保障範囲
火災共済の保障範囲としては、火災はもちろんのこと、もし消防作業で自宅が冠水してしまった場合や、落雷、破裂・爆発、他人の住居からの水漏れ被害など多岐に渡ります。
豪雨、台風や突風、大雪、家屋の風水害被害もカバーしますので昨今は年中不安定である天候にも備えることができます。
一部損壊、床上浸水、半壊、大規模半壊、全壊や流失も保障されます。
お問い合わせは
ここでは説明しきれなかった部分を知りたい方やご興味をお持ちになった方は、是非とも組合までお問い合わせください。