今こそ組合に加入し交渉を
日本IBM及びキンドリルジャパングループの皆さん、春闘アンケートに多くのご協力をいただき、誠にありがとうございました。中でも昨年9月の賃上げが無視されたことに関する怒りの声を多くいただきました。
今年の春闘では、先進国の中で日本だけ賃金が停滞していることを受け、財界や政府も巻き込んだ大幅賃上げの機運が高まっています。
IT関連産業においても、同業他社が4月に一気に大幅賃上げになりそうな情勢の中、このまま指をくわえてみているだけでは、私たちの賃金水準は置いて行かれるばかりです。
賃金は黙っていては上がりません。歴史上、最も効果的なたたかいはストライキを構えた賃上げ交渉であることがわかっています。これは個人ではできません。労働組合だけにストライキ権が認められているからです。
今こそ労働組合に皆が団結し、交渉することで賃上げを勝ち取りましょう。組合ホームページから組合加入届のPDFをダウンロードし、必要事項を記入し組合メールアドレスに送付いただくだけで組合に加入することができます。
さて、春闘アンケートにいただいた声を以下にご紹介します。
生活と賃金について
・9月の賃上げ見送りはおかしい。( 50代)
・9月の昇給未実施で納得している社員はいないと思う。( 20代)
・もっと公平に賃上げを行うべきだ。(50代)
・給料が上がる見込みがほとんどない。( 40代)
・生活必需品が値上げになるが、給与は上がらない。( 40代)
・10年間賃金が上がっていない。(50代)
・消費税増税や物価にあわせて給与を一律に上げるべき。(40代)
・再雇用賃金が安すぎる。( 50代)
・福利厚生面で他社に劣っている。(30代)
在宅勤務について
・在宅勤務手当が支給されないことで、企業としての不誠実さを感じる。( 40代)
・在宅勤務手当がないまま、このまま時が過ぎるのを待っているようだ。( 40代)
・在宅勤務手当の不支給は実質的な賃下げと同じだ。( 50代)
雇用について
・社員を減らすことしか考えていないので、安心して働けない。(50代)
・中堅の退職が目立ち、若年層からみれば、会社に見切りをつけたのではないかと思案してしまう。( 30代)
・優秀な人からどんどん退職していくのではないか。(20代)
・このままだと高給企業への育成所のようになる。( 20代)
・いつ自分がいる部署が無くなるか分からない不安。(50代)
人事施策について
・社員を引き付けるビジョンが見えない。( 50代)
・自分たちの待遇の将来がいいように思えない。( 40代)
・人材を流出させ続ける愚かな人事施策に未来は無い。( 50代)
・上司からどのように成長して欲しいかのビジョンが語られない。( 20代)
・所属長とのコミュニケーションもなくチェックポイントが進められていることに違和感を覚える。( 30代)
・ビジネス・コンダクト・ガイドラインは人事だけは対象外だ。( 50代)
・経営者が逮捕される前のような品のある会社に戻ってほしい。( 50代)