日本IBM5月賃上げを確約 キンドリルも賃上げせよ

3・9回答
 両社とも有額回答せよ 不当回答なら10日早朝スト

 春闘アンケートの結果、日本IBMとキンドリルジャパンの従業員は生活実感が苦しいと感じている人が8割を超え、賃金に大きな不満を抱いていることが分かりました。
 これを踏まえ、組合は2月24日に春闘要求を提出し団体交渉を行いました。この中で日本IBMは5月に賃上げすることを確約。キンドリルジャパンに対しても賃上げを迫っています。
 3月9日の回答指定日に有額回答が無い場合は組合は第一次ストライキを実施します。さらに、交渉状況に応じた数次のストライキを計画しています。今からでも遅くありません。ぜひ、あなたも組合に入り、ストライキに参加しましょう。

賃上げ要求内容

 組合の今年の賃上要求は2段階からなります。まずは、独自に年齢別社内月額最低本給を導入。10年以上にわたり満足な賃上げが実施されておらず、年齢に応じた生活設計が狂っている状況を受け、あらゆるジョブファミリーの従業員(正社員、契約社員、臨時雇用者、派遣社員含む)の月額給与の年齢別下限を設定(下表参照)。この額を下回っている場合はこの額以上に引き上げることを要求しました。
 その上で、この間の諸物価の高騰を受けた生活防衛のため、全従業員の月額本給賃上げの平均が5万円の引き上げとなるよう要求しています。

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