今こそ組合に加入し交渉を
日本IBMグループ、キンドリルジャパン・グループの従業員の皆さん、23春闘アンケートへのご協力、誠にありがとうございました。頂いたご意見では、物価高騰と賃金・生活に関する切実な声と、足りない1回分の賃上げ(2020年から2022年の3年間に2回)に関する怒りの声を多く頂きました。
23春闘では、なんとしても、物価高騰を上回る大幅賃上げをストライキを構えた交渉で勝ち取リ、くらしを守らなければなりません。
従業員の皆さん、今こそ組合に加入し、賃上げ交渉に参加しましょう。組合加入申込書は、組合ホームページ「当支部の紹介」の「組合加入申込書」からPDFでダウンロードできます。必要事項を記入し組合メールアドレスに送付して下さい。
では、春闘アンケートに頂いたご意見を以下に紹介します。
物価高騰と賃金・生活について
・物価上昇分に給与が負けている。(40代)
・賃上げがゼロだったのでこの物価高で結果的に生活が苦しい。( 50代)
・定期昇給が廃止された2006年以降の低水準の賃上げを補える、かつこの1年の諸物価高騰を十分に補える水準の賃上げとボーナス支給を要求する。( 50代)
・電気・ガス料金を含む物価高騰による手当を支給してほしい。( 50代)
・在宅勤務手当、インフレ手当、どちらも出ないのは、おかしい。(IBM40代)
・キャリア採用で入社し勤続6年目にもかかわらず、未だに新卒1年目の本給より、本給が安い。(30代)
足りない1回分の賃上げについて
・会社が簡単に就業規則を破ることはあり得ない。それも労働者にとって一番大切な賃金のところである。(50代)
・昨今の物価高騰を鑑み、回数・額とも当該規模の会社ではあり得ない。(中小のブラック・カンパニーの水準)( 50代)
・赤字でもないのに就業規則に違反して賃上げを1回実施していない。社員が就業規則違反をすれば懲戒・減給などあらゆる罰を科してくるのに、あまりにも理不尽な仕打ちだ。( 50代)
・従業員にコンプライアンスを強く求めながら、会社自身は就業規則を破って平然としているのは納得できない。従業員にコンプライアンスを求めるのであれば、会社自身も自らを厳しく律するべきである。(60才以上)
在宅勤務手当について
・(日本IBM)在宅期間中の光熱費、上下水道代、通信費等何の補償もしてもらっていない。( 50代)
・(キンドリルジャパン)在宅勤務手当は1日200円では足りない。(50代)
定年後の労働条件について
・65歳まで安心して働ける様になってほしい。( 50代)
・定年後の再雇用制度の先行きがまったく見通せない。将来設計ができない。( 50代)
・定年後も年収上昇が見込めるか。(50代)
・能力のあるシニア契約社員に軽便な仕事しかさせないハラスメントが横行している。( 60才以上)
雇用について
・会社は若い人や仕事ができる人はどんどんIBMから転職している。不明確な成果主義で不明確な昇給制度だとIBMから離れていく。( 50代)
・キンドリルのグローバルの決算はずっと赤字であり、株価は低迷している。人員削減が行われる懸念がある。( 50代)
人事評価・人事施策について
・(日本IBM)障害者登録した時点でPIPにされた。( 50代)
・日本は英語ができる能力不足の人が昇進し英語が不得意な優秀な人が虐げられている。人事評価を見直すべき。( 40代)
・会社は社内業務よりお金を稼ぐ仕事を評価している。社内業務も正当に評価してほしい。( 50代)