3次回答
両社とも有額回答せよ
不当回答なら4月12日半日スト
23春闘は、3月9日に1次ストを決行した組合の強い要求によって、賃上げ日が徐々に見えてくる情勢になりました。
組合が1次ストの後、日本IBM、キンドリルジャパン両社との団体交渉で23春闘要求への1次回答(3月8日回答)について協議した結果、日本IBMは3月16日の団体交渉で、賃上げ日を5月1日を含め検討中であると回答しました。またキンドリルジャパンは3月9日の1次スト後の午後に発表した4月1日付就業規則一部改定案で、給与調整の期日を9月1日から7月1日に改定する案を示し、3月15日の団体交渉で今回の就業規則一部改定案が発効すれば賃上げ日が7月1日になると回答しました。
このように賃上げ日は徐々に見えてきましたが、両社ともに動きが遅いため、組合は前述の団体交渉で、2次回答指定日を3月22日とし翌23日に午後半日のストを構えて、両社に賃上げの有額回答を要求しました。
しかし、両社とも3月22日の2次回答での有額回答は無く、組合は翌23日、朝からの雨を突いて、両社の箱崎本社前で午後12時30 分から1時までスト宣伝行動(写真上)を実施。続いて1時から5時36分まで午後半日のスト(2次スト)を決行しました。同時に在宅勤務の組合員も午後1時以降、全ての業務を停止しメールも見ない在宅ストを決行しました。
スト宣伝行動では、組合は、賃上げの有額回答をせず従業員の生活を軽視している両社の姿勢に抗議し、有額回答をさらにプッシュしました。また日本IBMが有額回答をしない一方で退職勧奨を行っていることにも抗議しました。
組合は両社に3次回答として賃上げの有額回答を要求します。3次回答が不当回答の場合は、組合は4月12日に午前半日のストを実施します。
組合に加入しよう
従業員の皆さん、今からでも遅くありません。ぜひ、あなたも組合に加入してストや賃上げ交渉に参加しましょう。組合加入申込書は、組合ホームページ「当支部の紹介」の「組合加入申込書」からPDFでダウンロードできます。必要事項を記入し組合メールアドレスに送付して下さい。