9月13日 6次スト決行

1回分少ない賃上げの実施回答なし

賃上げ・ボーナスの上積み回答なし

今23春闘では、組合は、6月29日に5次ストライキを決行した後も、日本IBM、キンドリルジャパン両社との賃金闘争を継続して
います。物価高騰がいまだに高い水準にあるなか、既報の通り、組合推定で両社の賃上げ率、ボーナス増加率は物価高騰を下回り、実質賃下げでした。さらに、下図の通り、本来、就業規則通りに賃上げが実施されていれば、両社とも(キンドリルジャパンはIBM時代からの通算で)2020年から現在までの賃上げは4回あるべきところ、実際には1回分少ない3回という状況です。つまり今年も、日本IBMは5月1日付賃上げを実施しただけで、就業規則が定める9月1日付賃上げを実施していませんし、キンドリルジャパンは7月1日付賃上げを実施しただけです。(キンドリルジャパンは4月1日付で就業規則が定め

る賃上げ日を7月1日と変更しました。)そこで組合は6次ストライキを構え、6次回答指定日を9月11日として、両社に以下を要求しました。①今年実施済の賃上げに加えて、今年中にもう一回の賃上げを実施すること。さらに、この賃上げの中で、今年実施済の賃上げについて、組合員個別の賃上げ回答額の上積みも実施すること。②組合員個別の6月賞与支給額を、昨年より10%増となるよう上積みすること。③集団的労使交渉に必要な情報として全従業員の賃上げデータ(平均賃上げ額、平均賃上げ率など)を提出して誠実に協議すること

両社とも前進回答なし、6次スト決行

しかし、両社とも9月11日の6次回答で前進回答は無く、組合は9月13日、9時から6次ストを決行。昼休みには両社の箱崎本社前でスト行動(写真上)を第293回金属反合共同行動として実施しました。今回も前回と同様、9時から17時36分のあいだに設定した

6つの時間の中から組合員が時間を選択して参加する形で本社前・在宅にてストを決行しました。組合は、今後も、すでに始まっている23秋闘のなかで日本IBM、キンドリルジャパン両社との賃金闘争を継続します。

組合に加入しよう

従業員の皆さん、今からでも遅くありません、ぜひ、あなたも組合に加入して賃金を上げましょう。ストライキに参加し、賃上げを要求しましょう。組合員数の拡大は、賃上げ、労働条件改善を実現する交渉力の拡大となります。また、組合加入は、従業員一人一人にとって雇用をまもる力、労働条件の不利益変更の抑止力となります。組合加入申込書は、組合ホームページ「当支部の紹介」の「組合加入申込書」からPDFでダウンロード、必要事項を記入し組合メールアドレス宛に送付して下さい

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