JMITU日本IBM支部23秋闘二次要求書の紹介

重点要求以外の要求より

10月24日、組合は日本IBM、キンドリルジャパンに2023年のJMITU日本IBM支部秋闘二次要求書を提出しました。回答指定日は11月7日です。この支部秋闘二次要求書は、重点要求のみ掲載した支部秋闘一次要求書に、職場のさまざまな労働条件の改善を求める詳細要求を追加掲載した要求書です。以下に支部秋闘二次要求書から詳細要求を抜粋して紹介します。

(IBM向け)労働条件の改善に関する要求

1.有期雇用やPC型社員を廃止し、レギュラー社員に転換すること。2.恒常的な仕事をしている臨時雇用者や、1年以上の継続勤務をしている派遣労働者については、本人が希望する場合は正社員化を検討すること。3.食堂・カフェテリアについて(1)横浜北事業所に、社員食堂・カフェテリアを設けること。(2)リロクラブの割引対象として社員食堂・カフェテリアも含めること。(3)社員食堂が利用できない従業員には食費補助金を出すこと。(4)本社事業所(箱崎)の社員食堂・カフェテリアが利用できない間は、本社事業所の従業員に食費補助金を出すこと。4.傷病休職に関する要休求職期間中は、現行制度では最初の3ヶ月(短期休職期間)は賃金が支払われ、その後は傷病手当金(本給より低い金額)が支払われるが、この制度を2014年の就業規則改定前までの最長3年まで賃金を支払う制度に戻すこと。5.出産、育児、看護、介護に関する休暇、時短勤務、深夜勤務制限などの会社諸制度を利用したことにより個人業績評価を低評価にしないこと。6.物価高騰を受け、各種出張手当を一律1000円増額すること。7.2時間以上の時間外労働をした際に支給される食事手当を500円にすること。

福利厚生に関する要求

1.永年勤続表彰制度を下記の通りに見直すこと。・勤続25年特別休暇20日特別一時金5万0円・上記以外で勤続5年ごと特に別休暇5日特別一時金10万円2.労働災害の死亡特別弔慰金を有扶養者3000万円、無扶養者2500万円にすること。(現行=それぞれ2500万円、2000万円)3.未就学者までになっている育児早退の対象を、小学校卒業までに延長適用すること。4.借り上げ社宅制度の廃止を撤回すること。5.住宅費補助の廃止を撤回すること。

健康及び安全衛生に関する要求

1.健康診断項目に関する要求(1)2014年4月1日付で有料化した健康診断オプション項目を家族検診も含め無料に戻すこと。また、無料オプション検診については最初から検診メニューに組み込んだ形で提供すること。(2)眼圧・眼底検査を4歳0以上の社員の無料必須検診項目として追加すること。2.インフルエンザの無料予防接種を復活すること。

(キンドリル向け)労働条件の改善に関する要求

1.食堂・カフェテリア・ベンディングマシンについて(1)横浜北事業所に、社員食堂・カフェテリアを設けること。(2)リロクラブの割引対象として社員食堂・カフェテリアも含めること。(3)社員食堂が利用できない社員には食費補助金を出すこと。(4)本社事業所(箱崎)の社員食堂・カフェテリアが利用できない間は、本社事業所の従業員に食費補助金を出すこと。(5)新本社事業所(六本木)でも従業員がベンディングマシン、給茶機などを利用できるようにすること。2.物価高騰を受け、各種出張手当を一律1000円増額すること。3.2時間以上の時間外労働をした際に支給される食事手当を500円にすること。4.永年勤続表彰制度を下記の通りに見直すこと。・勤続25年特別休暇20日特別一時金50万円・上記以外で勤続5年ごと特に別休暇5日特別一時金10万円5.借り上げ社宅制度を創設すること。6.住宅費補助を創設すること。7.有料の健康診断オプション項目については家族検診も含めキンドリルジャパンが補助金を出すことにより無料検査項目を増やすこと。8.眼圧・眼底検査を40歳以上の社員の無料必須検診項目として追加すること。9.インフルエンザの無料予防接種を実施すること。

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