今年の日本IBMグループの従業員代表選挙は、組合推薦候補が左表の2選挙区に立候補しました。投票は11月26日に締め切られ、箱崎第2ブロックで再選挙にもつれ込みました。再選挙は12月5日に投票が締め切られ、最終結果は上表の通り、組合推薦候補は日本IBM箱崎第2ブロックで当選させて頂くことができました。従業員の皆様の組合推薦候補へのご支持に御礼申し上げます。
組合推薦候補は善戦
今回の選挙では、箱崎第2ブロックの組合推薦候補は、対有効投票得票率が一回目は43.4%、二回目は39.1%と、相手候補にだいぶ迫りました。過去の選挙での組合推薦候補の対有効投票得票率は、高い時で30%台前半でしたので、今回はそれを上回るところまで押し上げて頂きました。
会社のYESマンが従業員代表になることの恐ろしさ
会社がこれまで会社都合を反映し実施してきた諸制度の変更で明らかなように、会社のYESマンの従業員代表は、労働条件の不利益変更が含まれていても会社からの制度変更提案に同意してしまいますので、その不利益は当該事業所の全従業員に及ぶという恐ろしさがあります。会社はこれまで、会社のYESマンの従業員代表の同意を得て、組合との事前協議も十分に行わずに諸制度の改悪を強行してきました。実際に行われた制度改悪の象徴が、賃下げを可能にする格付規程の改悪です。その結果が、会社がパワハラ4点セット(低評価、PIP、賃下げ、降格)を使って行ってきた人員削減と人件費削減なのです。
不正行為の情報提供を
今回の日本IBMグループ、キンドリルジャパン・グループの従業員代表選挙で、ラインマネジャーからの立候補依頼、特定候補者への投票依頼などにあわれた従業員の方は、是非、組合トップページ(JMITUIBMで検索) の上部にある「従業員代表選挙不正行為通報」ボタンを押して、情報をご提供下さい。組合推薦候補へのご支持を組合推薦候補は、労使対等原則(労働基準法第二条第一項)の立場に立ち、従業員代表に選ばれれば、会社提示の就業規則改定案に関する事柄だけではなく、就業規則全般について従業員の利益、労働条件の向上になるよう会社に意見することをお約束します。今後とも従業員代表選挙では、ぜひ組合推薦候補をご支持下さい。