25春闘アンケート 生活「苦しい」100%

今回は25春闘アンケートの項目ごとの集計結果を発表します。集計結果は、日本IBMグループ、キンドリルジャパン・グループの、SE系、コンサル、営業系、事務系など幅広い職種の皆さんの、賃上げ、生活、職場に関する要求や思いの反映です。皆さんにご協力頂いた春闘アンケートの結果は、春闘要求書の賃上げ要求額などの具体的な要求づくりのベースとなります。
*****

25春闘アンケートはまだ回答受付中です。今からでも是非ご回答下さい。

JMITU日本IBM支部ホームページ上部にある「各種アンケート」から「2025年春闘アンケート」をクリックして表示、回答して下さい。

賃上げ要求平均額

賃上げ要求平均額は、49,423円で、依然として5万円付近の高水準となりました。2021年以来、5万円付近、5万円超の高水準が続いています。これは、日本IBM、キンドリルジャパン両社の賃上げが物価高騰に追いついていない「実質賃下げ」という状況の反映です。また、在宅勤務手当(日額)要求平均額は408円で、昨年、一昨年の402円に続き、400円超で高止まりしています。

生活「苦しい」ついに100%に

賃上げ要求の背景にある生活実感は、「かなり苦しい」「やや苦しい」の合計がついに100%となりました。この「苦しい」が100%という数字には、両社における「実質賃下げ」という状況、さらに両社ともに賃上げが1回分少ない状況(2020年から2024年の5年に4回)の中での、従業員の切実な生活実態がはっきりと表れています。

職場の不安・不満

職場の不安・不満は、物価高騰が4年目に入るなか、トップは「賃金」65.6%(3年連続6割超)で4年連続トップ、2位は「雇用・リストラ」40.6%で4年連続2位(5年連続1位か2位)、3位は「査定・評価」31.3%で2年連続3位(5年連続3位か4位)となりました。

組合に加入し、いっしょにたたかいましょう

25春闘では、なんとしても物価高騰からくらしをまもる大幅賃上げを、ストライキを構えた交渉で勝ち取らなければなりません。従業員の皆さん、今こそ組合に加入し、いっしょにたたかいましょう。組合へのご連絡は3面の「組合なんでも相談窓口」までお願いします。ウェブからは組合トップページ上部にある「ご意見ご相談」をクリックし、記入、送信して下さい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。