25春闘 3月13日2次スト決行 IBM、キンドリルは有額回答をせよJMITU主要企業は昨年より高水準

日本IBM、キンドリルジャパンは、JMITU25春闘要求への3月5日回答において、本給の10%引き上げを柱とする、物価高騰を上回る賃上げ要求に対し、有額回答をしませんでした。組合は、両社の3月6日回答を不服として、3月6日の1次ストライキ(かいな前号参照)に続き、3月13日、午前9時から2次ストライキを決行、従業員の生活軽視に抗議しました。2次ストライキは、キンドリルジャパン本社前で、午前8時45分からの宣伝行動に続き、9時からストライキ行動(上写真)を決行。前回同様、一人でも多くの組合員が抗議の意思を示せるように、参加時間を9時から17時36分の間に設定した複数の時間から選択、出社または在宅にて参加する形で実施しました。

JMITUの25春闘情勢

3月28日時点の速報で、JMITU主要企業15社の賃上げ回答(左下表)は昨年を上回る高水準の成果を上げており、賃上げ率回答の分布(右下表)は背景色で示したように、主たる分布域が昨年より上昇しているのと同時に、5%台、4%台が増えています。このように主要15社は物価高騰のなか賃上げで従業員の生活に配慮しており、有額回答がいまだに無い日本IBM、キンドリルジャパンとの違いが際立っています。JMITUの支部・分会では、さらに今後の団体交渉、ストライキによる回答額の上積みが期待されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。