今年も新しく暖かい季節がやってきました。新生活を迎えた皆さんもいらっしゃるかと思います。今回は春の到来に合わせ、全労連の温かい共済制度を紹介します。全労連共済は「小さな掛金」で「大きな保障」をモットーとする非営利の団体で、各産業別の労働組合が助け合いの精神で運営している組織です。
共済の種類について
全労連共済はいわゆる保険のことで、大きく3つの種類があります。1つ目は組織加入共済という組合員全員で加入するタイプ、2つ目は個人加入共済という個人で加入するタイプ、3つ目は他の共済や保険会社と提携しているタイプで、例えば自動車共済などがあります。この中から個人加入タイプのセット共済と火災共済について、以下にご紹介します。
セット共済とは?
ではセット共済とはいったい何でしょうか?セット共済とはその名の通り、数ある共済の中からおススメの共済を組み合わせ、パッケージにしたものです。
20代30代では結婚や住宅の購入などが考えられます。またキャリアアップに向けて、資格取得の資金を考えるかもしれません。
お子さんがいれば、40代では進学に関わる教育費を本格的に検討する時期と思われます。
そして50~60代では、病気などのリスクに備えたり、老後資金を準備したりする必要が出てきます。
人生で高い買物と言われている保険の代わりに、手ごろな掛け金で加入できる個人共済をセットにしたものが、セット共済なのです。
セット共済の内容
セット共済の考え方がわかったところで、その内容を見てみましょう。セット共済には年齢や生活スタイルに合わせ、A~Eまでのコースがあります。
Aコース
特に24歳までの新入組合員におすすめの内容となっています。医療10口、交通2口の組み合わせです。月々900円の掛け金で、病気による入院で日額3000円の支給、その他不慮の事故による入院では同4000円、安静休業では同1500円が支給されます。この春、晴れて日本IBMやグループ会社の新従業員になられた方にとっては、今後の人生のスタートダッシュとして加入されるのも良いでしょう。
Bコース
64歳までの単身者におススメです。医療10口、交通2口の組み合わせです。月々1100円の掛け金で、病気による入院で日額5000円の支給。そのほかも充実の補償内容となっています。
Cコース
25~39歳までの方におススメの内容となっており、生命20口、医療10口、交通2口の組み合わせです。
Dコース
お子様のいらっしゃるご家庭向けで、生命50口、医療10口、交通1口の組み合わせです。
Eコース
生命100口、医療20口、交通2口で、こちらもお子様のいらっしゃるご家庭向けの内容となっています。
ご自身の今や将来に合いそうなプランはありましたか?
火災共済もおススメ
続いておススメなのが、火災共済です。ご自宅の構造にあわせ、木造か鉄筋の選択が可能です。自己所有か賃貸の選択ができるほか、賃貸については貸している側も借りている側も対象となります。
建物が保障されるなら、家財も保障の対象となっており、家財だけの加入も可能なため、すでに別途、火災保険を契約されている方も、追加でご利用いただけます。
それも保障される!?
火災共済の保障範囲としては、火災はもちろんのこと、もし消防作業で自宅が冠水してしまった場合や、落雷、破裂・爆発、他人の住居からの水漏れ被害など多岐に渡ります。
豪雨、台風や突風、大雪家屋の風水害被害もカバーしますので、昨今年中不安定な天候にも備えることができます。
一部損壊、床上浸水、半壊、大規模半壊、全壊や流失も保障されます。
風呂釜と浴槽が使用不能になった時、5万円の見舞金が用意されるほか、風呂釜が使用不能になった場合は2万円が支給される内容には驚きです。
お問い合わせは
ざっとご説明しましたが、紙面では説明しきれない部分や詳細を知りたい方は、組合までお問い合わせください。